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救急・救助情報
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新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による救急蘇生法について
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心肺蘇生法の手順(成人)
倒れている人の耳元で、「大丈夫ですか?」又は「もしもし」と声を掛けながら、肩を軽くたたきます。
ただし、傷病者に近づくときは周囲の安全を確認してから近づきます。
交通事故の場合は、体をゆすったり、首を大きく動かさないようにします。
反応がなければ「誰か来てください!人が倒れています!」などと、大声で叫んで注意を喚起します
協力者がいれば、
119番通報とAEDの手配
をします。協力者がいない場合は、まず自分で119番通報を行います。小児・乳児の場合も同じです。
「誰か来て下さい!人が倒れてます!」
「あなたは119番通報して下さい。」
「あなたはAEDを持って来て下さい。」
普段どおりの呼吸があるかどうかを10秒で確認します。胸と腹部が動いていなければ呼吸が止まっていると判断します。
普段どりの呼吸を感じることが出来なければ直ちに胸骨圧迫を開始します。
回数は30回(1分間に100回以上の速さ)
胸骨圧迫の位置
傷病者と垂直な姿勢
(1)
気道確保
片手で傷病者の額をおさえながら、もう一方の手の指先を傷病者のあごの先端にあてて持ちあげます。
このような動作によって空気の通り道をつくる方法を「頭部後屈あご先挙上法」と呼びます。胸骨圧迫を30回続けたら、気道確保して、人呼吸を2回行います。
(2)
人工呼吸
気道確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみます。
傷病者の口を自分の口で覆い、1秒かけて吹き込み胸が膨らむのを確認します。
これを2回行います。(成功失敗にかかわらず2回)終わったらすぐに、胸骨圧迫にうつります。
30回の胸骨圧迫が終わったら、人工呼吸を2回行います。
この胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせ(30:2)を救急隊やAEDが到着するまで繰り返します。